死化粧の事例紹介〜女性の場合

2019.09.11 事例
こんにちは、死化粧師のエンゼル佐藤です。
「死化粧をすると、どう変わるの?」 「男の人の死化粧って?」 いわゆる、ビフォーアフターを知りたい方もおられます。
今回は、遺族さまからお写真の使用権を頂き、掲載の許可をされた女性の 事例をご紹介いたします。 事例としてのご協力、誠に感謝いたします。
ご遺体の写真になりますので、苦手な方はご遠慮ください。 ※以下の文中、該当箇所をクリックしないと写真が表示されないようにしてあります。
あくまで、死化粧の事例紹介です。 興味本位での閲覧はご遠慮ください。 また、著作権は当社に帰属します。 無断転用は厳禁です。
鈴木花子(仮名)さん 80代女性
病院で肺炎の為に死亡。
葬儀社におさげした段階で、弛緩して口が開いた状態でした。 ご遺族のご希望で、口を自然な形に閉じて欲しいとのご要望でした。 ご高齢の場合、死後硬直が無く口元が緩い方が多く見受けられます。 花子さんもそんな事案でした。
緩い口を閉じようと、顎バンドがされた状態で全く無意味な使用でした。
死後処置に、ファンデーションでのお化粧がしっかりとされた状態。 担当の若い看護師さんがしてくれたそうです。
遺族さまは、このお化粧は気に入っておられ、そのままのして欲しいとのご希望でした。 翌日にはお通夜でしたので、皮膚状態に問題が無いと判断し、そのまま様子観察にしました。
女性なのに、髪の毛がボサボサであったので、ドライシャンプーと整髪のご提案もいたしました。
当方での処置内容
- 顎バンド解除
- ドライシャンプーと整髪
- 口腔内ケア
- 頬の内側に含み綿を入れる
- 入れ歯が外してあり、代わりの歯を脱脂綿で作る
- 仕上げに、使用された口紅と同じ色の口紅で整える
施術時間:約1時間


なお、ご高齢で普段はお化粧をしない方には、ファンデーションを使わない死化粧のご提供もございます。 ご要望はなんなりと、お申し付けください。 できうる限り、お応えいたします。
まとめ〜ご遺族様の声
『お化粧を落とさないでくださってありがとうございます』
『こんなに綺麗になるなんて、凄いです!』
『本当に寝ているみたい!びっくりしました』
『呼んだら、起き上がりそう!』
ありがとうございます。