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グリーフ関連のコラム2025.04.18
誰のための万博だったのか? 大阪湾に沈んだ日本の未来
2025年に開催予定の「大阪・関西万博」。本来なら、世界に向けて「日本の未来」「技術力」「文化力」を誇示する一大イベントであるはずだった。 しかし、現実はどうか。 「未来社会の実験場」というキャッチフレーズがむなしく響く…続きを読む
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グリーフ関連のコラム2025.04.11
社会人ラスボス攻略失敗記:エメラルドウェポンは中間管理職だった
はじめに 「エメラルドウェポンって、ゲームの中にしかいないと思ってたんです。 でも現実世界にもいたんですよ。役所に。」 この物語は、私が公的機関というダンジョンで遭遇した、 “攻略不能型ラスボス・中間管理職”との戦いの記…続きを読む
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グリーフ関連のコラム2025.04.9
寂しい人だった――あの人を見送って、今おもうこと
もう、あの人を見送って四年が経ちます。35年間、同じ屋根の下で暮らした舅――主人の父は、私にとって実に複雑な存在でした。 昭和一桁生まれの農家の長男。農業短大を出た後、地元の農協に勤めたものの数年で退職し、以後は家業の米…続きを読む
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グリーフ関連のコラム2025.04.7
撤去されたのは、遊具だけじゃなかった 〜社会のグリーフと失われた居場所〜
撤去されたのは、遊具だけじゃなかった 〜社会のグリーフと失われた居場所〜 この記事は、ふと感じた“最近の子どもたちの生きづらさ”から生まれた私の考察です。かつては当たり前だった風景が、静かに消えている今、何を喪ったのかを…続きを読む
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グリーフ関連のコラム2025.04.3
声なきアイスマンに捧ぐ
ヴァル・キルマーを悼み、グリーフを語る 2025年4月1日、俳優ヴァル・キルマーが肺炎のために亡くなったという静かなニュースが届きました。私にとってそれは、「ひとつの時代の終わり」を意味していました。 ■ トム・クルーズ…続きを読む
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アニメ・特撮ヒーローから鑑みたグリーフのコラム2025.03.27
■ 命令を超えて動いたロボット〜AI時代に読み直す『ジャイアントロボ』の死生観〜
昭和の特撮ヒーロー『ジャイアントロボ』(1967年放送)は、「命令によってしか動かないロボット」という設定で人気を博しました。しかし、最終回――そのロボットは、命令を無視して自らの命を投げ打つという、驚くべき行動に出るの…続きを読む
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グリーフ関連のコラム2025.03.26
【死生観から見る動物たち】人間とは違う「死」との向き合い方とは?
人間は死を恐れ、悲しみ、時に意味を求めます。けれど自然界の動物たちは、私たちとは異なる形で“死”に向き合っているようです。本記事では、動物たちの死への反応や行動を通して、「死生観」について考えてみたいと思います。 動物に…続きを読む
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グリーフ関連のコラム2025.03.26
人はなぜ「腐敗臭」を嫌うのか?~腐肉を食べる動物と私たちの違い~
私たち人間は、腐った食べ物や死体の匂いに対して強い嫌悪感を抱きます。これは単なる「好み」の問題ではなく、私たちの生存戦略と深く関わっています。 一方、ハイエナやハゲワシ、あるいはウジ虫のような生物たちは、腐敗した肉をむし…続きを読む
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グリーフ関連のコラム2025.03.26
ブチハイエナは“汚れ仕事”の象徴じゃない。誤解され続けた私の愛する動物
「ハイエナが好き」——幼少期の私がそう口にしたとき、大人たちの反応は決まってこうだった。 「気持ち悪い」「変わってるね」「なんでそんな動物が好きなの?」 けれど私は、彼らの魅力を知っていた。幼い頃に見た動物ドキュメンタリ…続きを読む
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グリーフ関連のコラム2024.05.15
【愛猫との最期】メインクーンのメイリンに「安楽死」を選んだ日
〜12年の感謝を込めて〜 令和6年5月2日、私たち家族は、12年間共に暮らしてきた愛猫・メイリン(メインクーン・♀)を安楽死という形で見送りました。この選択には賛否があることも承知していますが、私たちが下し…続きを読む
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グリーフ関連のコラム2023.08.17
2025年版最新 介護士によるエンゼルケアについて
近年の介護施設における看取りの変化 こんにちは、遺体感染管理士のエンゼル佐藤です。近年、介護施設でも「看取り」を行う施設が増えてきました。かつては、終末期を迎えた入居者は病院へ移送されることが一般的でしたが、現在では病床…続きを読む
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グリーフ関連のコラム2022.01.29
遺体が涙を流すことはあるのか?現場で見た“仏さんの涙”とグリーフケア
こんにちは。遺体修復士のエンゼル佐藤です。今日は、現場で実際に起きた不思議な出来事と、それがご遺族の心にもたらした意味について、グリーフケアの視点からお話ししたいと思います。 遺体が涙を流すことってあるの? ある日、ネッ…続きを読む